July 15, 2005
JR東日本と日本テレコムの「デジタルモニタ」
日本テレコム株式会社と東日本旅客鉄道株式会社は、京浜東北線車内において、車内中吊り広告部分に大型デジタルモニタを設置する「無線による車内情報サービス実証実験」を2003年9月より共同実施してきたが、2005年7月12日より1年間の予定で、さらに実験内容を拡大して継続実施することになったと発表した。
12日の帰りに京浜東北線に乗ったときに、車内に写真のようなデジタルモニタがいくつか搭載されていたので、なんだろうと思っていたら、日本テレコムとJR東日本の「無線による車内情報サービス実証実験」だったようです。
列車外部とのアクセスや車両内アクセス、顧客端末までのアクセスに対して、それぞれIEEE.11g、11a、11bの無線LAN規格を利用し、それぞれの電波伝播特性を活かした方法によりネットワークを構築しているようです。
このような無線ネットワークを利用した列車内での広告配信実験は、国内では初の試みのようです。
番組配信は、企業コマーシャルが中心で、時事通信写真ニュース、スポーツニュースなどが流れていました。
音声は、FMで飛ばしているのでFM受信可能な端末を持っていれば音声も聞き取れるようです。